Edit your comment NAME TITLE WEBSITE COMMENT 奇絶怪絶な現代において、武士道精神を承継されているのは実にすばらしいことです。 自身は播州赤穂藩士の末裔ですが、武士道精神の欠片もなく実にお恥ずかしい限りです。 武士道と聞くと思い浮かぶのが武士の鑑たる葉隠です。 葉隠には「武士道とは死ぬことことと見つけたり」 という言葉があります。 この言葉に感応して、実際に死んでみせた男がいます。 昭和の文豪三島由紀夫です。 三島がこの葉隠の言葉に深く感応した理由は、彼自身が、第二次世界大戦において、桜のように自分の命も散ってしまうと覚悟していたところが、身体が弱いために軍隊には入れず、結局生き残ってしまったという、ある種のコンプレックスから来ているように思われます。 人はこのコンプレックスから、偉大な発見や創造的な仕事をなしたりするものです。 三島の場合も、やはり彼の芸術の根底には、このような心理が働いていたことは明白であります。 つまり三島の中には、死に損ねたという強烈なコンプレックスがありました。 この心理を刺激した本が、山本常朝の「葉隠」でした。 考えてみれば、山本と三島には、どこかしら心理の上で、共通する何かの意識が働いていたように思われます。 和巳さんが今後も武士道精神を保持し、邁進されることを切に願っております。 PASSWORD SECRET SENDDELETE